なすぴょん一年目で転職して、何が変わったのか。いま辞めるか迷っている人に、正直に書きます。
「今辞めたら後悔するよ」
一年目で退職するとき、師長にそう言われました。
でも、転職して後悔したことは一度もありません。転職先が完璧だったわけではないけれど、前に比べたら100倍マシでした。
この記事では、一年目で転職した私の「変わったこと」を、Before/Afterで書きます。転職する前の私、転職までにやったこと、転職先の選び方、よくある不安にも答えます。辞めるか迷っている人の判断材料になればうれしいです。


みんなのプリセプター
- 2年連続プリセプター
- 人間関係に悩み1年目に転職
- 「看護師にならなきゃよかった」と後悔している看護師さんを応援します!
\看護師1年目でも転職先が見つかる!/
1分で登録完了!
不安な気持ちに寄り添うサポートが充実
転職する前の私(一年目のリアル)


一年目の自分に声をかけるなら、「正直看護師向いてないよ」。それくらい、できないことだらけでした。
- インシデント連発
- 多重課題が超苦手
- 血が苦手で処置につけない
- 病態生理がつながらない
結果、人間関係もうまくいかず、一年で転職しています。



とにかく血が苦手で、採血しながら迷走神経反射を起こしたこともあります。
日勤は7時から21時が当たり前。申し送りでは、うまく言葉が出てきませんでした。



「えっと…あっ、あっ、いや。。。あの…すいません」。申し送りのときの私です。
入職して3か月で8キロ痩せて、休みの日に涙が出た時期もあります。申し送り中に耳鳴りがして倒れたときは、先輩に「仕事増やさないでくれる?」と言われました。
一年目で退職するとき、師長からはこう言われました。
- 新人のくせに辞めるとか信じられない
- 今辞めたってどこにも就職できないよ
- ここでやっていけなかったら、どこ行っても通用しないよ
- 絶対に今辞めたら後悔するよ



でも、転職して後悔したことは一度もありません。私も転職がきっかけで、どん底から這い上がりました。



転職した理由は、先輩にめちゃくちゃ嫌われたダメナースだったから。そんな私も、そのあと新人に寄り添うプリセプターになりました。
先輩との関係に悩んでいる人は、嫌われる新人看護師の特徴と、先輩を味方にする方法も読んでみてください。
一年目で転職して変わったこと5つ


先に結論を書くと、変わったのはこの5つです。
- 体調を崩さなくなった
- プライベートを楽しめるようになった
- 看護が嫌いじゃなくなった
- 世界が広がった
- 優しさを取り戻した
① 体調を崩さなくなった
- Before:次の日が仕事だと、動悸がして寝られない
- After:ぐっすり寝られて、ちょっとの夜更かしも平気になった



眠れない・食べられない・涙が出る。どれかが続いているなら、それは根性の問題ではなく、環境が合っていないサインかもしれません。
② プライベートを楽しめるようになった
- Before:ベッドから出られず、気づいたら夕方
- After:次の日が仕事でも、ディズニーに行けるくらいの余裕が戻った
一年目は、疲れて帰ってから勉強なんてできず、気づいたら深夜1時という日もありました。
休みの日が寝て終わる日にしかならないなら、それは疲れすぎのサインかもしれません。
③ 看護が嫌いじゃなくなった
- Before:仕事のことを考えるだけで、吐き気と涙が出ていた
- After:自信を持って「好き」とまでは言えないけれど、看護師になったことは後悔していない



「看護師向いていない」と悩んでいる人の多くは、今の職場が合っていないだけかもしれません。
看護そのものがつらいのか、今の環境がつらいのか。この2つは、分けて考えていいと思います。
④ 世界が広がった
- Before:「どうせ転職しても変わらない。私がダメなんだ」と思っていた
- After:急性期から急性期への転職だったけれど、別世界。忙しくても、雰囲気がいいからストレスが激減した
同じ急性期でも、人と雰囲気が違うだけで、毎日の重さがまったく違いました。
⑤ 優しさを取り戻した
- Before:ナースコールが本当にストレス。「余計な仕事増やさないで」と思ってしまう自分が嫌いで、自暴自棄になっていた
- After:「ちょっと時間あるから爪切りでもしようかな」と思えるようになった
余裕がないと、優しくしたくてもできません。優しくできないのは、あなたの性格ではなく、余裕の問題かもしれません。
ほかにも、給料が上がり、人間関係も前よりよくなりました。
「辞めたい」が続くときに確かめてほしいこと


転職するかどうかは、気持ちだけで決めなくて大丈夫です。次の3つを、落ち着いて確かめてみてください。
- 休みの日も、仕事のことで苦しくなっていないか
- 眠れない・食べられない・涙が出るなど、体にはっきりした変化が出ていないか
- 「辞めたい」が、毎日頭から離れないか
ひとつでも当てはまるなら、辞めるかどうかを決める前に、まず「話を聞く」ところから始めていい合図です。話を聞いたからといって、辞めなければいけないわけではありません。
体の変化が続いているときは、転職を決める前に、まず休むことや、病院で相談することを考えてもいい時期です。



私は第一希望で入った病院だったこともあって、なかなか辞める決心がつきませんでした。迷うのは、あなたが真剣に向き合ってきた証拠です。
「辞めたい」気持ちの整理は一年目の退職事情と乗り越え方に、つらい時期のことは新人がつらいのはいつまでかにまとめています。
一年目の転職、実際にやったこと


私の場合は、年明けから動き出しました。ざっくり書くと、こんな流れです。
| 時期 | やったこと |
|---|---|
| 1月上旬 | 師長との面談で転職を決意。その場で3月末に退職すると伝えた |
| 1月 | 転職サイトに7つ登録 → 電話対応が大変で、3つに絞った |
| 1月下旬〜2月上旬 | 履歴書・職務経歴書を作って、書類選考に申し込み |
| 2月下旬 | 5つの病院の面接(3つは職場見学も) |
| 3月上旬 | 3つから内定。決め手は職場見学の雰囲気 |
- 応募:27件
- 書類が通った:8件
- 面接:5件
- 内定:3件
一年目だと書類で落ちることも多いけれど、0件ではありませんでした。



年明けから始めたので、かなりギリギリのスケジュールでした。後悔していることの1つは、話を聞くだけでもいいから、もっと早く転職サイトに登録しておかなかったことです。
応募から内定までのくわしい記録は一年目の転職活動のすべてにまとめています。
転職先を選ぶときに大事にしたこと


人間関係を最優先にした
私は人間関係に悩んでいたので、給与や通勤時間の優先順位を下げてでも、人間関係に悩まない職場を最優先にしました。
職場見学で、雰囲気を自分の目で見た
決め手は、職場見学の雰囲気です。声を掛け合う雰囲気があって、殺伐としていない空気感。見学した中で、そこが一番よかったです。
見学に行けるなら、次のようなところを見ておくと、入ってからのギャップが小さくなります。
- 忙しい時間帯に、スタッフ同士がどんな声のかけ方をしているか
- 新人さんや若手が、質問しやすそうな空気か
- 休憩や記録の時間が、きちんと取れていそうか
忙しい時間帯の声かけには、その職場の余裕がそのまま出ます。新人さんが質問しやすいかどうかは、入ってからの一年を大きく左右します。
口コミは「悪い口コミ」を見比べた



ナスコミやオープンワークなどで、口コミも比べました。口コミを書くのは、その職場に不満がある人が多い印象です。だから悪い口コミを見比べて、どこが一番よさそうかを考えました。
働きたい分野に絞った
数年は急性期で働きたかったので、クリニックも考えましたが、まずは自分が働きたいと思える分野に絞って応募しました。
- 転職で叶えたい条件に優先順位をつける(給与・福利厚生・ワークライフバランスなど)
- 職場見学をして、実際の雰囲気を見てみる(超大切)
- 複数の転職サイトの担当者から話を聞く(聞く人が変われば、イメージが180度変わることも)
- 最後は直感も大事
一年目の転職、よくある不安
一年目で辞めたら、次で不利にならない?
一年目で辞めたらどこにも就職できない、と言われることがあります。私も辞めるとき、師長に「今辞めたってどこにも就職できないよ」と言われました。
結果は、応募27件のうち面接に進めたのが5件、内定が3件。行き先は、ちゃんとありました。
面接でほぼ必ず聞かれたのは、志望動機・退職の理由・技術の確認の3つです。新卒で入った病院を選んだ理由も、よく聞かれました。



できない一年目で、職場で見放されていた私でも、次の職場は見つかりました。前の職場の評価が、そのまま次の評価になるわけではありません。
一年目の転職で失敗しやすいところは失敗しやすい原因と対策にまとめています。
奨学金やお礼奉公があって辞められない
お礼奉公の途中で辞めるのは、簡単なことではありません。それでも、自分を守るために退職するのはアリだと思っています。病院によっては「奨学金立て替え制度」があるところもあります。
くわしくはお礼奉公中に辞めたいときの記事にまとめています。
転職サイトに登録したら、すぐ辞めないといけない?
そんなことはありません。登録したからといって、転職しなければいけないわけではないです。担当者に「今すぐではなく、まず話を聞いてみたい」と伝えれば大丈夫です。



話を聞くだけでも良いから、早めに転職サイトに登録しておいた方がいい。一年目の転職を振り返って、そう思います。
辞めることを、どう切り出せばいい?
私にとって、いちばんハードルが高かったのは、師長に退職を伝えることでした。この勇気さえ出せれば、あとはなんとかなります。
伝える前に、就業規則で「退職の申し出はいつまでか」を確認しておくと安心です。
伝え方と退職までの流れは新人看護師の辞め方にまとめています。
転職サイトは「2〜3つ」で十分
一年目の私は、何から始めればいいか分からず、転職サイトに片っ端から7つ登録しました。電話対応に追われて、結局3つに絞っています。



転職サイトは7つも登録する必要はありませんでした。マジで電話嫌いになりました。
私は結局3つに絞りました。2〜3つで十分です。迷ったら、まずは性格の違う2つから始めてみてください。
- 看護roo!:担当者がつき、求人探しから面接の準備まで一緒に進める(エージェント型)
- ジョブメドレー:担当者はつかず、自分で求人を見て応募する(サイト型)
電話が負担なら、ジョブメドレーから始めてもいい。相談しながら決めたいなら、看護roo!。両方に登録して、合うほうを使うのでも十分です。
担当者と二人三脚で進めたい人:看護roo!
一年目の私に「なすぴょんさんがやりがいを持って働ける場所を一緒に探しましょう!」と言ってくれたのが、看護roo!の担当さんでした。この言葉に救われました。
- 新人のつらい気持ちに寄り添ってくれる
- 1人のアドバイザーが最後まで担当してくれる
\看護師1年目でも転職先が見つかる!/
1分で登録完了!
不安な気持ちに寄り添うサポートが充実
看護roo!を使った人の声は看護roo!の口コミ・体験談にまとめています。
電話が苦手・自分のペースで探したい人:ジョブメドレー
担当者がつかないサイト型なので、スマホで求人を見て、応募まで自分のペースで進められます。
\本人確認後は一切電話かかってきません/
自分のペースで転職活動が進められます!
まとめ
一年目で転職して変わったのは、体調・休みの日・看護への気持ち・毎日の重さ・人への優しさでした。
辞めることは逃げではなく、自分を守るための選択肢の1つです。いきなり辞めなくても大丈夫。まずは話を聞くところからで十分です。
- 「辞めたい」のサインを、体と気持ちの両方で確かめる
- 辞めると決める前に、転職サイトで話を聞いてみる(2〜3つで十分)
- 職場見学に行けるなら、雰囲気を自分の目で確かめる



私が後悔していることがあるとすれば、「もっと早く転職すれば良かった」ということです。



一年目で転職した私も、そのあとプリセプターを2年連続で任されました。一年目の決断で、道は閉じません。










コメント