- 看護師1年目だけど辛すぎる
- 辞めたいけど、辞める勇気も出ない
そういう方も多いと思います。
看護師1年目は覚えることも多く、何が辛いかもわからないけど、とにかく辛いですよね。
私もそうでした。
- 『1年目は辛くて当たり前』
- 『3年はやらないと看護師としてやっていけない』
- 『あなたの頑張りが足りないの』
これは1年目の私が退職を申し出た時に師長に言われた言葉です。
私は最初に就職した病院を1年で退職し今の職場へ転職したのですが、後悔していることが一つだけあります。
『もっと早く転職すれば良かった』
「一年目で転職なんてありえない」
「3年は頑張らないとどこ行ってもやっていけないよ」
こんなことも言われましたが、全くもってそんなことはありません。
もしあなたが今辛くて悩んでいるなら、このブログを読んでみてください。
このブログを見てくれているあなたには「看護師になってよかったと思える環境で生き生きと働いてほしい」
そんな願いを込めてブログで発信しています。
なすぴょんのプロフィール
- 大学卒業後、実習先の総合病院(循環器内科)へ就職
- 1年目で人間関係に悩んだが、プリセプターにだけ恵まれる
- 2年目になるタイミングで二次救急の総合病院(循環器内科・心臓血管外科)へ転職
- 1年目にあれほど苦しんだ人間関係にも恵まれ、現在看護師5年目
- 2021年から2年連続プリセプター
- 1人でも多くの新人看護師さんの力になりたいという思いを込めて2022年4月から当ブログを開始
私が看護師1年目で辞めた理由
まず最初に私が1年目で辞めた理由は『先輩から嫌われて、耐えられなかったから』
私もよくなかったとは思いますが、努力をしても認めてもらえず、とにかく粗探しばかり。
- 『なんでこんなこともできないの?』
- 『ほんと使えない』
- 『もっと周り見て動いてくれない?』
- 『新人に休みなんてあると思ってんの?笑』
こんなことを毎日のように言われ続けていました。
そんな職場から逃げるように1年で転職をした経験があります。
なぜ、もっと早く退職しなかったのか。
それは、転職する気力すら湧かなかったから。
毎日の勤務に疲弊しすぎて、転職しようと行動することもできませんでした。
今、一言だけ過去の私に伝えられるとするなら
『今は辛いかもしれないけど、早く転職活動をした方がいいよ』
と伝えたいです。
もし、今の職場に不満があり、転職をしたいと考えているなら、気力を振り絞って行動してみると世界が変わりますよ。
深く考えずに就職し、同期がいない環境で1人
1年目の転職活動で最も困ったのが、最初の病院を選んだ理由です。
なぜなら、私は何も考えずに就職をしたから。
当時付き合っていた彼女と大学卒業と同時に同棲することになり、通勤時間などを考慮し、実習などで全く関わったことのないところから就職先を探しました。
地方ではそこそこの規模の2次救急の病院にいくつかインターンシップにいき、その中で良かったところに就職をしました。
採用人数も10人弱と少なく、そもそも同期が少ないところからのスタートなので、当然といえば当然ですが、配属された病棟には新人は私1人だけ。
インターンシップでお世話になった病棟とは違う病棟で、『本当に同じ病院か?』と疑うほどに、人間関係がギスギスしているところでした。
新人を迎え入れるような環境などなく、挨拶をしてももちろん無視。
まるでハズレの実習先に来たような気分で看護師人生が始まりました。
先輩から嫌われる
同期もいない、右も左もわからない新人が頼れるのはフォローについてくれる先輩しかいません。
わからないことを先輩に質問すると
- 『なんで私があなたの面倒を見なきゃいけないの!?』
- 『あなたがいるせいで、仕事が終わらないんだけど』
- 『あんた看護師向いてないよ』
なんてことを言われる始末。
とにかく先輩から嫌われていました。
なぜここまで嫌われてしまったのか、私には理由がわかりません。
なんとか先輩を見返そうと、勉強をして、ある程度業務をこなせるようになってきても、ちょっとしたミスを大事件を起こしたかのように怒られ、非難され、罵倒されました。
『こんなこともできないなんて、だから新人は嫌いなのよ』と捨て台詞を吐かれたことも。
こうしてどんどん私の心は病んでいきました。
プリセプターだけは味方になってくれた
そんな地獄のような病棟で唯一味方になってくれたのが私のプリセプターでした。
あの方がいなければ、今ごろ私は看護師をやっていなかったかもしれません。
そのくらい1年目の私にとっては心の支えでした。
- 『いつも頑張ってるね!』
- 『〇〇できるようになったんだね!』
- 『私もわからないことまだまだあるから一緒に勉強しよ!』
- 『1年目は病院に毎日来るだけでも成長してるからね!』
どうしてあの環境にあんな天使がいたのかは謎です。
こんな素敵なプリセプターに出会えたことで、私の看護師人生の目標ができました。
プリセプターに救われたからこそ、自分がプリセプターになった今、新人看護師さんの力になりたいと思いブログで発信しています!
1年間頑張れたのではなく、転職する気力が湧かなかっただけ
現在、Twitter(@_nasupyon)で新人看護師さんに向けて、発信をしているのですが、『1年も続けられるなんてすごい』と言っていただけることがあります。
しかし、決して1年頑張れたわけではありません。
ただ転職する気力が湧かなかったから、気持ちを無にして日々を過ごしていただけです。
転職した今としては、『もっと早く転職すればよかった』と後悔しかありません。
自分の環境を変えようと、行動を起こそうとすることが十分すごいことです。
私にはそれができませんでした。
あなたが行動を起こしたことは、必ず将来の役に立ちます。
自分の気持ちに正直に、自信を持って進んでくださいね!!
転職に踏み切れたわけ。きっかけは師長との面談
転職したいと思ってはいたけど、なかなか行動に移せずにいた私が転職に踏み切れたきっかけ。
それが1年目の年明けに実施した師長との定期面談でした。
- 『正直、私が思うような成長はしていない』
- 『あなたの自立が遅れたせいで、先輩たちに負担がかかっていた』
- 『来年入ってくる新人に示しがつかないよ』
私は黙って師長の言葉を受け止めることしかできませんでした。
それと同時に、私の中で繋ぎ止めていたものが全て切れてしまいました。
このままここにいたら自分がダメになってしまう
ようやく、そのことを痛感し退職することを決意しました。
転職サイトに救われた
転職を決意した私でしたが、『転職ってどうしたらいいの?』ってそもそもわかっていませんでした。
『転職するんだから、とりあえず転職サイト使ったらいいんだろう』
みたいな、簡単な気持ちで登録しました。
どこがいいのかわからなかったので、とりあえず片っ端から合計7つ登録をしてまた後悔。
正直、7つも登録したら電話対応がめんどくさくて、めんどくさくて…
しかも、誰に何を話したかも覚えられない状態。
3つくらいが最適だなというのが正直な感想です。
結果的に、転職サイトに登録したことで、スムーズに転職活動が進められました。
ハローワークを使ったり、自分で求人を探したり転職の仕方は色々ありますが、私が転職サイトを活用して感じた1番のメリットは『自分が休んでいる間にも転職活動が進められること』です。
面倒な手続きや日程調整など全て任せることができるので、病棟勤務で疲弊しきっていた私にとっては非常にありがたい存在でした。
実際に私が、1年目の時に最後までお世話になった転職サイトはこちらの記事で紹介しています。
興味がありましたら読んでみてください。
誰かに話すだけでも楽になる
- 「看護師辞めたい」
- 「看護師にならなきゃ良かった」
- 「近くに相談できる人がいない」
- 「プリセプター目線の意見が欲しい」
ありがたいことに、こんなお悩み相談をたくさんいただいています。
悩み、相談したいこと、ただ話を聞いてほしい
どんなことでもいいので、お気軽に相談を送ってください!
看護師1年目は慣れない環境で、どんどん求められることも増えてくるので、どんどん辛くなってきますよね。
私も看護師1年目はかなり苦労した経験があり、1年で転職を経験しています。
先輩から嫌われ、陰口を言われ続けた中、私のプリセプターだけは最後まで味方になってくれました。
私もそんなプリセプターに憧れ、少しでも新人看護師さんの力になれればと思っています。
いつでも構いませんので、お気軽にご連絡くださいね!
\ご好評いただいています!/
最後に伝えたいこと
看護師1年目で悩んでいる方も多いと思います。
私もその1人だったので、あなたの気持ちがすごくよくわかります。
そんな私が最後に伝えたいこと
それは『覚悟を決めて行動したことに失敗はない』ということです。
私は転職という道を選択しましたが、それが100%正解というわけでもありません。
- 今の職場で頑張るのも正解
- 転職を選択するのも正解
- 看護師を辞めて別の職業になるのも正解
あなたが覚悟を決めて進む道に不正解はありません。
何か悩んだこと、転職のこと私で力になれることがあれば遠慮なくTwitter(@_nasupyon)までメッセージを送ってください。
どんな選択をしようとも、私はあなたのことを応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。