なかなか退職を認めてもらえなくて困っている
お世話になった病院だからなるべく円満に辞めたい
こんな思いをもっていませんか?
退職の意思を伝えてもた時
- 「もう少し頑張ってみよう」
- 「1年目はそういうものだよ」
- 「泣きながら頑張るのが当たり前」
こうやって退職をどんどん先延ばしにされて悩んでいる方も多いと思います。
「退職は○ヶ月前に伝えればいい」というのを聞いたことがある人もいるかもしれません。
しかし、実際に私の先輩で退職の意思を半年以上前から伝えていたのにも関わらず、結局人手不足を理由に退職を認めてもらえなかったというケースを目の当たりにしたことがあります。
次の転職先も配属日も決まっていたのにです。
迷惑をかけたくないからと退職代行を使うことを躊躇っていましたが、結局病棟と揉めに揉めて退職代行を使って辞めていました。
退職の意思を伝えているのに、引き止めるばかりで退職を掛け合ってくれないという場合には、退職代行を活用することを強くおすすめします。
今回はそんな「辞めさせてもらえなかった先輩看護師の退職トラブル」を詳しく紹介をしていきます。
退職の意思は伝えているけど、引き止めばかりで退職の手続きが進まないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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退職トラブルになった先輩看護師のプロフィール
名前 | Kさん |
年齢 | 30代後半 |
性別 | 女性 |
経歴 | 看護師歴:10年以上 病棟歴 :6年 バツイチ 中学生のお子さんが1人 |
転職理由 | 子どもとの時間を作るため (残業多いから) |
退職を伝えた時期 | 転職日の半年以上前 |
なぜ私がここまで詳しく実情を知っているかというと、同じ病棟で仲のいい同期の奥さんであり、お世話になった同じ病棟の先輩だからです。
(ちなみに同期と結婚したのは、退職をしたあと)
本当にお世話になった先輩だったから、なかなか辞められずに師長・主任と揉めている姿を見るのが辛すぎた
半年前から退職を伝えていたのに辞められなかった
私たちの病棟では残業時間が多く、7時半に出勤して帰宅は20時を過ぎるというのが当たり前でした。
Kさんはバツイチで中学生のお子さんがいたので、子どもとの時間が取れないことにずっと悩んでいました。
そんな環境を変えるべく、ある年の9月末で退職をする旨をその年の3月に伝えていたそうです。
そして転職先で10月1日から配属も決まっていました。
Kさん、10月で辞めるらしいよ
そんな噂も病棟に広がり、みんな薄々気付いていました。
いざ10月の勤務表が出た時、その先輩の名前は残ったまま。
あれ、Kさん辞めるんじゃなかったの?
病棟がザワついていた数ヶ月前からKさんと師長は、ずっと話し合いを繰り返していたそうです。
結局、Kさんはなぜ退職できなかったのか。
それは単純な人手不足が原因でした。
私の病院では7月〜10月の間の希望で夏休みをとれるのですが、10月は連休を希望する職員が多く「夜勤の人数が足りないから今辞められたら困る。辞めさせられない。」と言われていたようです。
半年前から退職する旨を伝えていて人員を補充する期間はあったはずなのに、突然8月になって退職を認めないと言われてしまったのです。
Kさんも「もちろん労基や退職代行も考えたけど、お世話になった病院だから円満に辞めたい」といって、その条件を飲んで仕方なく転職は諦めていました。
その後、退職ができないなら異動をさせてくださいという運びに。
- 補足
- 私たちの病院では異動となると、病棟間でのトレードまたは新規入職者が配属されるので、即戦力というわけにはいきませんが、人員不足となることはありません。
病棟としては退職よりも、異動してもらった方が遥かにいいというわけです。
異動の約束も叶わなかった
じゃあ異動させてください
4月に異動できるように調整するね
8月に退職を認められないと引き止められた時に、こんな約束をしたそうです。
時はすぎ…
本来であれば全体発表の前に本人には事前通達があるのですが、気づいた頃には人事発表がされていました。
え、私の名前ないじゃん
どういうことですか?異動できるって言いましたよね?
ごめんね。異動も掛け合ったんだけどできなかったの。
10月には絶対異動できるから。
いや、もう無理です。今すぐにでも異動したいって言いましたよね。
10月には絶対異動出来るようにするから、あと半年だけお願い。
勤務も調整するし、ね?
もう無理です。辞めます。
そういって退職代行を使い、その日から姿を見ることは無くなりました。
お世話になった病院だから円満に辞めたいという理由で、予定よりも半年長く病棟に残りましたが、結局半年間の時間を無駄にして辞めることとなってしまいました。
- 転職活動にかけた時間と労力
- 第一希望の医療機関の内定
- 転職先からの信頼
- 信頼していた上司との人間関係
- 家族との時間
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退職ができなかったわけ
なぜKさんは退職も異動もできなかったのか。
- 師長が退職をさせてくれなかった
- 単純な人手不足
この二つが大きな原因になります。
結論として、半年前から退職を伝えていたとしても確実に辞められる保証はどこにもないということです。
体調不良や家族の都合で休職者が出てしまうのも珍しくない看護業界ですから、いくら前から伝えていたとしても直前になって退職を認めてもらえないということは考えられない話ではありません。
Kさんが間違っていたのではなく、管理者の力が不十分だったという以外ありません。
辞めさせてもらえない時はすぐに退職代行を使うべき
もちろんお世話になった病院だからと、なるべく円満に退職をしたいと考える方が多いのも当然だと思います。
しかし、こういったケースのようにどうしても辞められない時は退職代行を使うのも一つです。
Kさんは円満に辞めるために転職を諦め、半年間病棟に留まりましたが結果的に退職代行を使って辞めることとなりました。
転職に欠けた時間や転職できなかったストレス、部署での人間関係の崩壊など失ったものは返ってきません。
もし退職を検討しているけど、上司がうまく取り合ってくれない、退職に動いてくれる様子がないときは遠慮なく退職代行を使いましょう。
お世話になったとはいえど、辞めてしまえば人間関係はそこで終わります。
関係ない人たちに何を言われようと関係ないんです。
あなたの人生はあなたのものなので、悔いのない選択をしてくださいね!
最後に伝えたいこと
看護師1年目で退職について悩んでいる方も多いと思います。
私もその1人だったので、あなたの気持ちが痛いほどよくわかります。
この環境は今すぐにでも辞めたいけど、お世話になった人もいるし、なるべく迷惑をかけたくない。
こんな思いをもっていましたが、結局どんな辞め方をしても辞めてしまえば関係ないのです。
この先輩が退職交渉に難航しているのを見て、私がもし辞める時に同じようなことが起こったら、躊躇することなく退職代行を使うと決めています。
迷惑をかけたくない、なるべく円満に辞めたいと悩む気持ちもわかりますが、あなたが体調を崩してしまう前に退職代行を使ってスパッと辞めてしまうのもあなた自身を守るために大切なことです。
一番大切なのはあなたが健康でいられること。
あなたが健康でいられるために、自分がいち早くゆっくり休める手段を選択してくださいね!
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