『もう限界。何も考えられない』
無気力・突然涙が出る・寝られないなど、身体からSOSサインが出ていて心療内科の受診・休職を検討されている方も多いのではないでしょうか?
私も1年目は本当に辛くて、毎日朝がくるのが憂鬱で仕方なかった経験があります。
まずお伝えしたいのは、身体を壊してしまう前に心療内科の受診や休職という選択ができるということは素晴らしいことです。
メンタルの不調は我慢ではどうにもなりません。
大切なのは「休むこと」です。
辛い時は迷わず心療内科を受診してください。
今勇気を出して毎日病院に向かっていると思いますが、その勇気を自分を守るために「休む」という行動に変えてください!
ただ、心療内科の受診で今後のキャリアへの影響を不安に思い、受診を迷っている方もいると思います。
今回は心療内科の受診を迷っている方の不安を解消していきます!
心療内科に行くべきタイミング
「自分は心療内科に行くべきなのか(行っていいのか)わからない」
こういう人も多いのではないでしょうか?
限界まで追い込まれてしまうと、自分の状況を客観視できなくなるので無理もありません。
心療内科に行くべきタイミングは「今の症状に悩んでいる時」です。
不安感やストレス、倦怠感によって憂鬱な状態が2週間以上続くときは、早めに心療内科を受診しましょう。
赤羽すずらんメンタルクリニック https://stressmental.com/column/by-symptom-psychosomatic-medicine-guideline#a1
心療内科に通うことに抵抗がある方もいると思いますが、日常生活に支障が出ていて受診を迷っているなら、迷わず受診すべきです。
「この程度で行ってもいいの?」と悩む必要なんてありません。
心の病気も同じで早期発見・早期治療が大切なので、まずは受診をしてみてください!
心療内科の通院歴は転職に不利になる?
「心療内科を受診すると転職で不利になる」
こんなことを聞いたことありませんか?
結論として、心療内科の受診歴があっても必ずしも不利にはなりません。
実際に心療内科を受診して休職経験のある新人看護師さんも多くいますが、その方達も転職をして新しい環境で再スタートをしたというご報告をたくさんいただいてます!
まずは自分の体調が最優先なので、体の不調で悩んでいるなら安心して心療内科の受診を検討してください!
通院歴がバレることはない
通院歴は個人情報なので、自己申告しない限り会社にバレることはありません。
私も心療内科の受診を検討したこともありますが、当時は申告しなければバレないというのを知らなかったので、バレるのが怖くて行けずに症状が悪化した経験があります。
まずは『自分の今の状況を認めてあげること』。
これが自分を守るために心療内科に行く第一歩になります。
通院歴を正直に話すと転職では不利になりやすい
私が1年目で転職サイトに登録をした際に、必ず聞かれたのが「心療内科の受診歴や持病はありますか?」でした。
「ありません」と答えた時、4人のキャリアアドバイザーからこんなことを言われました↓
「よかったです!心療内科の受診歴や休職経験があるとご紹介できる求人がかなり限られてしまうので、もちろんお身体が最優先ですが転職を考えているなら心療内科の受診は控えることをおすすめします」
このように心療内科への通院歴があると転職活動で不利になりやすいというのは事実のようです。
しかし、自己申告しなければバレることはないので、心療内科の受診歴があっても“伝えない”という選択肢もあります!
通院歴を伝えた方がいいケース
では、どんな時に通院歴を伝えた方がいいのでしょうか?
それは、「通院のために休みを配慮してほしい」、「業務内容に配慮してほしい」という場合です。
もちろん、心療内科に通院されている方の多くは「転職してもうまくいかなかったらどうしよう」と不安がある人も多いはず。
あらかじめ心療内科への通院歴がある、現在も治療中など伝えておけば、転職した後も働きやすい(周りの理解が得られやすい)です。
心療内科の受診歴があることを伝えると、紹介してもらえる求人が少なくなるというデメリットはありますが、自分が働きやすい職場を見つけるという意味では、心療内科へ通院しているということを伝えた上で採用してくれる職場を探すのもアリです!
嘘をついてまで転職したくないという素晴らしい新人看護師さんもいました!
休職中に転職活動をしてもいい
「休職中に転職活動はできないと師長から言われました」
こんなことを聞くことがあります。
結論として、「休職中に転職活動をしても大丈夫」です。
ただし、休職は「復職することが前提」のため推奨されるものではないことは覚えておいてください。
休職中の病院との面談で転職活動について聞かれても、正式に内定が出るまでは公にしない方がいいこともあります。
心療内科に通院中・治療中の場合は転職活動を始める前に必ず主治医に相談をしてください。
新しい環境で再スタートするために
あなたがどんなに頑張っても環境は変わりません。
心療内科への受診を検討するほど悩んでいるのなら、今の環境は間違いなくあなたに合っていません。
身体のSOSサインがその証拠です。
自分を追い詰めて、犠牲にしてまで今の環境で我慢を続ける必要はありません。
自分を守るためにも新しい場所で再スタートをおすすめします
まずは休んで自分の体調を整え、少し余裕が出てきたら新しいスタートの準備を始めてみてください。
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