【新人看護師で早期退職】再就職を成功させるコツとおすすめの働き方

「数ヶ月で辞めてしまって何も自立できていない新人看護師だけど、また1からやり直したい」

こんな悩みはありませんか？

1年目で退職してしまった劣等感や、再就職先が見つかるか不安を抱えている人も少なくありません。

私も1年で転職を経験しているので、気持ちはすごくよくわかります。

まず、最初にお伝えしたいことは、「自分の体調を考えて退職という決断ができたことがすごい」ということです。

今回は、新人看護師で早期退職をされた方に向けて、「再就職を成功させるためのポイント」と「おすすめの再就職先」について紹介していきます。

• 1からやり直せる場所で働きたい
• 本当に採用してもらえるか不安
• 転職で気を付けるポイントを知りたい
• どんな働き方が向いているのかわからない

こんな悩みを解決できるので、再就職を考えている方、悩んでいる方は参考にしてみてくださいね！

新人看護師の12人に1人は1年以内に退職している

「1年目で辞めるなんて…私はダメだ」と悲観的になっている方も少なくないと思います。

同期はどんどん成長していっているのに、私は何もできないと劣等感を覚えることありますよね。

しかし、新人で退職している人は少なくありません。

日本看護協会の2020年病院看護実態調査によると、新卒看護師の離職率は8.6%（約12人に1人）というデータが出ています。

引用：公益社団法人 日本看護協会

1年目で退職してしまったことに劣等感や不安を覚えている方も多いと思いますが、あなたが他の人より劣っているわけではなく、たまたま、いい職場に巡り会えなかっただけかもしれません。

私もTwitterのDMで相談をいただくのですが、1年目で転職したい、既に退職をしているという方はかなり多いです。

看護師は資格さえ持っていれば、働く先はいくらでもあります。

あなたが生き生きと働けるような場所が見つけられるように応援しています！

何か悩みや相談などあれば、些細なことでもいいので、気軽にDM送ってくださいね！

早期退職をした新人看護師が再就職を成功させるコツ

• 看護師として再就職したいけど、次のところも合わなかったらどうしよう
• 何もできないけど、こんな私でも大丈夫かな

こんな不安を抱えている方も多いと思います。

ここからは、早期退職をされた新人看護師が再就職を成功させるためのポイントを4つ紹介していきます。

1. 教育制度が整っている就職先を探す
2. 退職した理由を明確にする
3. 必ず就職先の見学をしておく
4. 転職サイトをうまく活用する

順番に見ていきましょう。

1.教育制度が整っている就職先を探す

「早期退職をしたから、ほとんど技術も自立してない」

「ほぼ未経験だから、一から指導してくれるところに転職したい」

早期退職したことで、経験不足に不安を抱えている方も多いです。

そのため、新人看護師の再就職先は教育制度が整っている場所を探すことをおすすめします。

自分で病院のホームページを見たり、転職サイトの担当者に相談すると雰囲気が掴めますよ！

プリセプター制度だけでなく、病院独自の教育制度を設けている場所もあるので、あなたに合いそうな場所を探しててくださいね。

2.退職した理由を明確にする

再就職を成功させるために最も大切になるのが、「退職理由」です。

退職理由を明確にしておかなければ、再就職しても同じことで悩む可能性も高くなります。

• 人間関係がうまくいかなかった
• 指導方法が合わず、耐えられなかった
• 業務が忙しすぎて、体調を崩してしまった
• 自分の希望と違う病棟に配属されてしまった
• 残業代が出ないなど、ブラックな病院だった

退職の理由を明確にすることで、次の再就職先には何を求めるのかがわかります。

3.必ず就職先の見学をしておく

転職したいと思う医療機関が見つかったら、必ず見学に行って自分の目で確認することを強くおすすめします。

正直、緊張もするしめんどくさいですが、これだけは絶対やっておいた方がいいです。

職場の雰囲気や、そこで働く看護師の様子は見学に行かないとわからないので、自分の目で必ず確かめるようにしてください。

短期間の退職・転職を繰り返すごとに、転職活動はどんどん難しくなっていくので慎重に選んでみてくださいね！

4.転職サイトをうまく活用する

新人で初めての転職活動に不安な方は、転職サイトに登録することをおすすめします。

転職サイトに登録すれば、無料で転職に関するあらゆるサポートを受けられるので、登録しておいて損はありません。

早期退職をした新人看護師におすすめの転職先

早期退職をされた方の多くは「自分は看護師に向いていない」「看護師としてやっていける自信がない」と思われています。

私がお伝えしたいことは「看護師が向いていない」のではなく、「たまたま職場の環境が合わなかっただけかもしれない」ということ。

職場が変わったことで、見違えるように生き生きと働いている方もたくさんいます。

ここからは、早期退職をされた新人看護師におすすめの転職先を紹介していきます。

第二新卒歓迎の病院

1年目で転職をする人は第二新卒として扱われます。

第二新卒とは、一般的に新卒で入社してから3年未満の求職者のことを指します。

ここでの「新規学卒者枠」とは、「『新規学卒者』として採用する場合」と定義し、「第二新卒者枠」は、「第二新卒者の採用に関し、新規学卒者や中途採用者と同じ枠ではなく、別の枠（第二新卒者枠）で採用する場合」としている。なお、ここでの「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校（高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院）卒業後、おおむね３年以内の者とした（学校卒業後すぐに就職する新卒者は除く。また、職務経験の有無は問わない）。

引用：厚生労働省｜若年者雇用を取り巻く現状

そんな第二新卒の採用を積極的に行っている病院もあります。

なぜなら第二新卒ならではのメリットがあるから。

初めから境遇を理解してくれている病院に転職できるのは、安心感が違いますよね。

1から看護師としてやり直したいという方にはおすすめです。

慢性期・回復期病棟

• 医療行為の多さに耐えられなかった
• 自分のミスで患者の命を危険に晒してしまう恐怖に耐えられなかった

このような方は、慢性期・回復期の働き方も視野に入れてみることをおすすめします。

慢性期や回復期も、急性期とは違った忙しさはありますが、急変や命に直結するような医療行為は少なくなります。

一方で、せっかく看護師になったのに、介護士とやっていることが変わらないとやりがいに悩む方もいます。

実際に就職され後に、もっとアセスメント能力や技術を身につけたいと悩む方もいるので、あなたの看護師として目指すものをよく考えた上で転職に踏み切ってくださいね！

訪問看護

• 多重課題が苦手
• もっと患者さん一人一人と向き合いたい

こんな方は訪問看護はいかがでしょうか？

最近では訪問看護も積極的に新人を募集しているところもありますし、教育制度も充実してきています。

訪問看護は利用者さんのご自宅に訪問をするので、目の前の患者さんとしっかり向き合うことができます。

美容クリニック

• 死と向き合うのが辛い
• 高齢者の奴隷になったようで辛い

こういう方は美容クリニックが向いているかもしれません。

美容クリニックは整形手術や脱毛、カウンセリングなどが仕事になるので、高齢者の看護からは距離をおくことができます。

もちろん死の現場に直面するという確率も限りなく少なくなります。

夜勤がないのに、給料が上がるというケースもあり、一年目で病院を早期退職し美容クリニックに転職されている方も多いです。

一方で、将来的に病院で働きたいとなった時に、美容クリニックの期間は臨床経験として扱われないということもあるので、看護師としてのキャリアプランをよく考えた上で決断してくださいね！

まとめ：早期退職してもまだやり直せる

早期退職をされた新人看護師さん向けに、「転職を成功させるためのポイント」と「おすすめの転職先」について紹介していきました。

• 「1年目で辞めるなんて、自分は看護師に向いていないんだ」
• 「何もできることないのに、次のところが見つかるか不安」

実際にDMで相談をいただく中でも、このように悩んでいる方は多いです。

私がお伝えしたいことは「たまたま、職場環境が合わなかっただけ」かもしれないということです。

看護師の資格を持っていれば、働き方は無数にあります。あたなが生き生きと働ける場所を探してみてくださいね！

初めての転職は不安なこと、わからないことも多いと思うので、まずは看護師転職サイトに登録してみることをおすすめします。