この記事で解決できるお悩み
「もう明日から行きたくない」
そう思ったことがある人に、まず言っておきたいことがあります。退職代行を使うこと自体は、逃げではありません。

ただ、選び方を間違えると、辞められない上にお金だけ取られることがあります。そして2026年、この業界では逮捕者が出ています。
なすぴょん私自身は退職代行を使っていません。自分の口で伝えて、辞めるまで42日かかった側です。
引き止め、シフトの調整、引き継ぎ。すぐには通りませんでした。あの42日を、自分の口で押し通せない人がいるのは当たり前だと思っています。
だからこの記事は「使うな」でも「これを使え」でもありません。使う前に確認してほしいことだけを書きます。
退職代行は3種類あります。できることが全然違います
ここがいちばん大事です。同じ「退職代行」でも、運営しているのが誰かで、できることが変わります。


| 運営 | 会社と「交渉」できる? | できること |
|---|---|---|
| 弁護士(直営) | ⭕️ できる | 退職の連絡・有給の交渉・未払い賃金の請求・損害賠償・訴訟まで |
| 労働組合 | ⭕️ できる | 退職の連絡・有給や退職日の交渉(団体交渉権があるため) |
| 民間企業 | ❌ できない | 退職の意思を伝えるだけ。交渉はできない |
民間企業が「交渉」をすると、法律に触れます。だから「有給を全部消化してから辞めたい」「未払いの残業代がある」という人が民間企業に頼むと、その部分は最初からできないことになります。
「弁護士監修」「労働組合と提携」と書いてあっても、それだけでは判断材料になりません。監修と直営は別物です。
運営しているのが誰かを、公式サイトの会社概要で確認してください。



「弁護士監修」は「弁護士がやってくれる」という意味ではないです。ここ、本当に見落としやすいので。
2026年に、逮捕された会社があります
2026年2月、退職代行サービスを運営する会社の代表らが、弁護士法違反(非弁行為)の疑いで逮捕されました。資格がないのに、退職希望者を弁護士に紹介して報酬を受け取っていたとされています。紹介を受けていた弁護士側も書類送検されています。


これは「一部の悪質な業者の話」ではなく、グレーゾーンだったこの業界に、刑事罰がありうると示された出来事です。
私がこの記事でランキングを作らないのは、これが理由です。
規模が大きいから安心、利用者が多いから安心——その基準で選んでいたら、逮捕された会社を勧めていたかもしれません。
看護師だから起きること
一般的な退職代行の記事には書かれていないけれど、看護職だと現実に起きることがあります。


① 引き止めが強い
人手不足なので「代わりが見つかるまで」と言われます。これは辞められない理由にはなりませんが、言われると心が折れます。



私も言われました。「代わりが見つかるまで」は、こちらが決めることではないんですけどね。
② 紹介やコネで入っていると、言い出しにくい
学校の先生の紹介、知人の紹介。「顔をつぶすことになる」と思って言えなくなる人がとても多いです。
③ お礼奉公(奨学金)が絡む
病院の奨学金を受けている場合、辞めると一括返済になることがあります。
これは退職代行では解決しません。契約書を先に確認してください。金額が大きければ、退職代行ではなく弁護士に相談するほうが早いです。
使う前に確認してほしい5つ
業者のページを開いたら、申し込む前にこの5つだけ見てください。
- 運営しているのは、弁護士/労働組合/民間企業のどれか(公式サイトの会社概要)
- 交渉が必要か(有給を消化したい・未払いがある → 民間企業では対応できません)
- 料金の総額(追加費用があるか。労働組合費が別途かかることがあります)
- 返金の条件(「退職できなければ全額返金」の“できなければ”の定義)
- 奨学金・寮・貸与品(代行の範囲外のことが多いです)



5つのうち1つでも「書いていない」なら、その業者は候補から外していいと思います。
それでも使うなら
上の5つを確認したうえで、「とにかく明日から行かなくていい状態にしたい」という人向けに、1社だけ置いておきます。
退職代行Jobs(運営=株式会社アレス)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営形態 | 民間企業(弁護士監修・労働組合と提携) |
| 料金 | 公式ページで最新の金額を確認してください(交渉が必要な場合は労働組合費が別途かかることがあります) |
| 対応 | 24時間・即日対応可 |
| できないこと | 弁護士直営ではありません。損害賠償請求・未払い賃金の請求・訴訟が必要なときは、別途弁護士が必要です |
- 向いている=「明日から行かなくていい状態にしたい」だけの人
- 向いていない=「有給を全部使いたい」「未払いを取りたい」人(→弁護士直営を選んでください)
相談は無料です。話を聞いてから決めて大丈夫です。
※ 料金は本記事には記載していません。金額・追加費用・返金条件は、申し込む前に必ず公式ページで確認してください(変わることがあります)。
使わない選択肢も、一応書いておきます
自分で言う場合の順番です。私はこの順番で、伝えてから辞めるまで42日かかりました。


多くは1〜2ヶ月前です。ここを知らずに動くと、日付の話で押し切られます。
メールより先に口で。順番が逆になると、話がこじれます。
「いつ」が決まっていない退職届は、引き止めの材料になります。
決めないと際限なく増えます。ここを決めるのも自分の仕事です。



短くはないですが、この順番なら通ります。私はこれで通りました。
心と体が先に限界なら、42日は待たなくていいです。眠れない・食べられない・涙が出るのどれかが2週間続いているなら、それは根性の問題ではありません。


まとめ
- 退職代行は3種類。民間企業は交渉できません
- 2026年に逮捕された会社があります。「規模が大きい」は安心の理由になりません
- 看護職は引き止め・コネ・お礼奉公が絡みます。奨学金は代行では解決しません
- 使う前に5つを確認してください
辞めることは、負けではありません。辞め方で損をしないでほしいだけです。



辞めたあとのことは、こちらにまとめています。














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