【限界まで頑張らないで！】新人看護師のあなたが転職すべき時期

「新人で転職しても大丈夫？今すぐにでも辞めたいけど、いつまで耐えればいい？」

こんな悩みはありませんか？

新人で転職をしようとすると、いろんな悩みが生まれますよね。

• 求人が見つかるかな
• 採用してもらえるかな
• しっかりと教育をしてくれるかな
• また同じことで悩んだらどうしよう
• 周りから変な目で見られないかな

まず最初にお伝えしたいのは、「新人看護師でも自分がイキイキと働ける場所は見つかる」ということです。

辛い経験をしたあなたも、転職をすればまた新しい環境でやり直すことができます。

今回は新人看護師の「おすすめの転職時期」と「転職を成功させるポイント」について紹介していきます。

• いつから転職活動始めたらいいの？
• 転職サイトは使うべき？
• おすすめの転職時期は？

こんな悩みを解決できるので、転職しようか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

新人看護師におすすめの転職時期はない

「正直今すぐにでも辞めたい、おすすめの転職時期っていつ？」

こう悩んでいる方も多いと思います。

ボーナスが出てからとか人事異動の多い10月からとかいろんなことを考えますよね。

結論として、新人看護師におすすめの転職時期は3つ

1. 限界を感じる前に
2. ボーナスが出てから
3. 教育体制が整っている4月

転職サイトなら看護roo!がおすすめです。

新人に寄り添ってくれる担当者が、イキイキと自分らしく働ける職場探しをサポートしてくれますよ！

1.限界を感じる前に

新人看護師さんは特に「いつ転職をすればいいか」を考える必要はありません。

あなたが限界を感じる前に転職活動を始めておくことをおすすめします。

もしすでに限界を感じているなら、今すぐに転職活動を始めておきましょう。

なぜなら転職時期を待つメリットよりも、あなたが体調を崩してしまうデメリットの方が大きいから。

この後紹介する「ボーナスをもらってから」や「教育がしっかりと受けられる4月」に転職をするメリットももちろんあります。

しかしそれよりも、あなたの体調の方が大事です。

心も体も限界の状態で働き続けて、あなたが壊れてしまうのだけは避けてほしいです。

うつや適応障害の診断を受けたり、持病が悪化してしまうリスクもあります。

転職を進める上でも、持病の悪化や精神科の通院歴があると不利に働くケースも多いので、おすすめの転職時期を待つよりも、あなたが限界を迎える前に早めに転職をすることをおすすめします。

ボーナスが出てから

「ここまで働いたんだから、せめてボーナスだけはもらってから辞めたい」

そういう場合は、ボーナス支給後に転職を申し出ましょう。

それよりも前に退職を伝えてしまうと、ボーナスが減額されたり、最悪の場合もらえないこともあるので注意してください。

支給時期や支給条件などの確認は必須です。

1年目は特に経済的にも余裕がないことが多いので、もらえるものはしっかりもらってから辞めるという方法もアリです。

教育体制が整っている4月

新人で転職をする場合、「知識・技術でまだまだ不安なことが多い」というのも当たり前です。

しっかりと教育を受けられるか不安に思う方もいるでしょう。

そういう方は4月入職がおすすめ。

4月は年度初めということもあり、新人看護師など新入職者が一番多い時期です。

また退職者も多いため、4月採用の求人も多いです。

教育体制も整えられており、研修やオリエンテーションもしっかりと受けられるでしょう。

しっかりとした教育を受けられるか不安がある方は、4月入職も検討してみてくださいね。

新人看護師が転職を成功させるポイント

「転職して今よりもっと辛かったらどうしよう」と先の見えない不安を持っている方も多いと思います。

せっかく転職をするのだから、絶対に失敗はしたくないですよね。

ここからは新人看護師が転職を成功させるポイントを3つ紹介していきます。

1.転職理由を明確にする

まず絶対にやっておくべきことが「転職理由を明確にする」ことです。

退職理由を明確にしておかなければ、転職しても同じことで悩む可能性も高くなります。

退職の理由を明確にすることで、次の転職先には何を求めるのかがわかります。

次こそあなたが生き生きと働けるためにも、辛いかもしれませんが「退職を決断した原因」を明確にしておいてくださいね。

2.転職サイトを複数利用する

転職に失敗したくないなら、転職サイトの複数登録を強くおすすめします。

複数の転職サイトに登録することによって、同じ求人でも受ける印象は全く違います。

また、転職を成功させる鍵は相性の良い担当者と出会うことです。

あなたの話をしっかりと聞いて、希望に合う求人を探してくれる担当者と出会うことができれば、あなたの転職はほぼ成功が確約されます。

複数登録は連絡の手間が増えるなどのデメリットもありますが、3つまでなら複数登録のメリットの方が大きいです。

3.嘘をつかず、正直に答える

経歴や既往歴・精神科への通院歴など、転職に不利になりそうなことでも嘘をつかずに全て伝えましょう。

万が一途中でバレてしまった場合、信頼を一気に失うだけでなく内定取り消しや懲戒処分の対象となる可能性もあります。

転職サイトを利用していた場合、担当者の信頼も失うので今後求人を紹介してもらえなくなるかもしれません。

後ろめたいこともあるかもしれませんが、あなたにとって良い転職をするためにも嘘はつかずに全て伝えるようにしましょう。

新人看護師が転職をするメリット・デメリット

すでに今の職場で限界を感じている方は身体を壊す前に転職を検討してもらいたいですが、転職はメリットだけではなく、もちろんデメリットもあります。

ここからは実際に新人看護師が転職をするメリット・デメリットについて紹介していきます。

順番に見ていきましょう。

メリット①：今の環境から解放される

転職をする最大のメリットはうまくいけば今の悩みから解放されて、イキイキと働けるようになることです。

「辞めたい」と思ったら、まずは1人で抱え込まず誰かに相談をしてみてください。

話を聞いてもらうだけでもスッキリすることもありますし、転職という選択肢を持つだけでも気持ちが楽になることがあります。

メリット②：自分に合った職場を探せる

看護学生の頃は自分に合う職場や将来のビジョンが見えずに、実習先や有名病院に就職したという方も少なくないと思います。

しかし、今は違います。

一度臨床現場を経験したことで

• 本当に働きたい環境がどんなところなのか
• やりたいことは何か
• どんな看護を目指したいか

少なからず感じたものがあると思います。

その経験を踏まえて改めて転職活動をすることで、あなたの理想とする職場に巡り合える可能性が高まっています。

「私はダメだ」とか思う必要は全くありません。

うまくいかなかった職場を経験できたことも、立派な成長ですよ。

その経験を活かして、あなたが伸び伸びと自分らしく働ける職場を探してみてくださいね！

メリット③：改めて1から教育が受けられる

1年目で転職した看護師は第二新卒として、新しい環境でもまた一から指導してもらえることが多いです。

経験年数が浅いうちに転職を考えているなら、第二新卒として扱ってもらえる1年目に転職をする方が、しっかりとした教育を受けられるというメリットがあります。

デメリット①：やることが増えるので忙しくなる

転職活動は以下のような流れをたどります。

初めての転職で何もわからないまま、全ての転職手続きを自分1人でやるのは想像以上に大変です。

転職したいと悩むくらい辛い職場で働きながらの転職活動なら尚更です。

転職サイトに登録しておけば、あなたが休んでいる間にも求人紹介や書類選考、日程調整など転職活動が効率的に進められます。

自分でやらなくても良いことは担当者に任せて、あなたは自分の身体を休める時間を大切にしてあげてください。

デメリット②：またすぐに辞めるのでは？と思われる

新人で退職をしたという経歴を見て、「採用してもまたすぐに辞めるかもしれない」と厳しい目を向けられることがあります。

理由は、採用にはコストがかかるため、すぐに辞めてしまう人を採用するのはリスクがあるから。

前職を退職した理由は細かく聞かれることになりますが、これから頑張るという気持ちをアピールできれば大丈夫です。

転職を決断した理由はどうしても人間関係や病院の不満などネガティブなものになりがちですが、自分の不満をそのまま伝えるのはおすすめしません。

• 就職後に目指したい分野を見つけたが、そのキャリアステップが用意されていない
• 一人ひとりに寄り添った看護をしたいが、前職では激務に追われて叶わなかった
• 人員不足でいきなり自立を促されたが、わからないことを聞ける環境ではなかった

このようなものが無難です。

デメリット③：書類選考が通りづらい

求人の多くは「即戦力」を求めているものが多く、臨床経験３年を超えると選択肢が一気に広がっていきます。

新人での転職はただでさえ応募できる求人が少ない中で、さらに書類選考が通り辛いというデメリットもあります。

こればっかりはどうすることもできないので、始めからそういうものと割り切って、幅広く求人を探す必要があります。

こういった理由からも、求人を豊富に持っている看護師転職サイトに登録してサポートを受けることがおすすめです！

新人看護師におすすめの転職先

新人で転職を考える人の多くは「自分は看護師に向いていない」「看護師としてやっていける自信がない」と思われています。

私がお伝えしたいことは「看護師が向いていない」のではなく、「たまたま職場の環境が合わなかっただけかもしれない」ということ。

職場が変わったことで、見違えるように生き生きと働いている方もたくさんいます。

ここからは、新人看護師におすすめの転職先を紹介していきます。

第二新卒歓迎の病院

1年目で転職をする人は第二新卒として扱われます。

第二新卒とは、一般的に新卒で入社してから3年未満の求職者のことを指します。

ここでの「新規学卒者枠」とは、「『新規学卒者』として採用する場合」と定義し、「第二新卒者枠」は、「第二新卒者の採用に関し、新規学卒者や中途採用者と同じ枠ではなく、別の枠（第二新卒者枠）で採用する場合」としている。なお、ここでの「第二新卒者」とは、それぞれの企業の中で第二新卒の定義がある場合にはその定義によるものとし、特に定義がない場合は、学校（高校、専門学校、短大、高専、大学、大学院）卒業後、おおむね３年以内の者とした（学校卒業後すぐに就職する新卒者は除く。また、職務経験の有無は問わない）。

引用：厚生労働省｜若年者雇用を取り巻く現状

そんな第二新卒の採用を積極的に行っている病院もあります。

なぜなら第二新卒ならではのメリットがあるから。

初めから境遇を理解してくれている病院に転職できるのは、安心感が違いますよね。

1から看護師としてやり直したいという方にはおすすめです。

慢性期・回復期病棟

• 医療行為の多さに耐えられなかった
• 自分のミスで患者の命を危険に晒してしまう恐怖に耐えられなかった

このような方は、慢性期・回復期の働き方も視野に入れてみることをおすすめします。

慢性期や回復期も、急性期とは違った忙しさはありますが、急変や命に直結するような医療行為は少なくなります。

一方で、せっかく看護師になったのに、介護士とやっていることが変わらないとやりがいに悩む方もいます。

実際に就職され後に、もっとアセスメント能力や技術を身につけたいと悩む方もいるので、あなたの看護師として目指すものをよく考えた上で転職に踏み切ってくださいね！

訪問看護

• 多重課題が苦手
• もっと患者さん一人一人と向き合いたい

こんな方は訪問看護はいかがでしょうか？

最近では訪問看護も積極的に新人を募集しているところもありますし、教育制度も充実してきています。

訪問看護は利用者さんのご自宅に訪問をするので、目の前の患者さんとしっかり向き合うことができます。

美容クリニック

• 死と向き合うのが辛い
• 高齢者の奴隷になったようで辛い

こういう方は美容クリニックが向いているかもしれません。

美容クリニックは整形手術や脱毛、カウンセリングなどが仕事になるので、高齢者の看護からは距離をおくことができます。

もちろん死の現場に直面するという確率も限りなく少なくなります。

夜勤がないのに、給料が上がるというケースもあり、一年目で病院を退職し美容クリニックに転職されている方も多いです。

一方で、将来的に病院で働きたいとなった時に、美容クリニックの期間は臨床経験として扱われないということもあるので、看護師としてのキャリアプランをよく考えた上で決断してくださいね！

転職サイト登録後の流れ

転職サイトに登録したら、以下のような手順で進んでいきます。

1. 個人情報を登録（30秒〜1分）
2. ヒアリング（15〜30分）
3. 求人を紹介
4. 気になる求人の見学や面談
5. 応募書類の添削・面接対策
6. 内定
7. アフターフォロー

登録は1分もかからず出来るので簡単です！

転職を迷っている時にやるべきたった一つのこと

今回は新人看護師の「おすすめの転職時期」と「転職を成功させるポイント」について紹介していきました。

転職時期は気にせずに、あなたが限界を感じて身体を壊してしまう前に転職に踏み切ってください。

転職時期を選ぶよりもあなたが健康でいられることの方が遥かに重要です。

辛く苦しいとは思いますが、自分を守るためにも今日踏み出した一歩があなたの看護師人生を大きく変えます。

転職するべきか悩んでいるなら、やるべきことはただ一つ。

転職サイトに登録をして話を聞いてみてください。

その一歩があなたの看護師人生を大きく変えてくれること間違いなしです。