【初めての看護師転職】自分で探すメリット・デメリットと自分に合った求人の選び方

転職サイトに登録して連絡くるのは嫌だ。自分のペースで転職活動したいから自分で探すのはアリ?

こんな悩みはありませんか?

私もそうでしたが新人看護師で転職を考えている方は以下のような悩みを抱えることが多いです。

  • 自分を採用してくれる医療機関は本当に見つかる?
  • 転職サイトは使った方がいいの?
  • 転職サイト使わずに転職はできる?
  • 転職サイト使うと採用率が下がるってほんと?

結論として、新人看護師(初めて)の転職なら転職サイトの利用がおすすめです。

しかし、転職サイトを使うと採用率が下がることがあるというのも事実です。

今回は、転職サイトを使わずに自分で転職先を探すメリット・デメリット、注意点を詳しく解説していきます。

1年目で転職を考えているけど、転職サイトを使わずに自分で転職できる?という疑問をスッキリ解決できるので、最後まで読んでみてください。

この記事を書いた人
なすぴょん

みんなのプリセプター

  • 6年目看護師・2年連続プリセプター
  • 人間関係に悩み1年目に転職
  • 「看護師にならなきゃよかった」と後悔している看護師さんを応援します!

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目次

看護師の転職先を自分で探すメリットとデメリット

よく、「転職サイト使わない方が採用率上がるってほんとですか?」という質問をいただきます。

結論としては「上がる可能性がある」です。

それを踏まえて、転職先を自分で探すメリット・デメリットをがこちら▼

メリット
  • 自己応募の方が採用率は上がる
  • 自分のペースで転職活動ができる
  • 求人の出ていない医療機関でもチャレンジできる
デメリット
  • 時間と労力がかかり、休みの日は転職活動で潰れてしまう
  • 希望条件にある求人を見つけることが難しい
  • 内部情報がわからないまま転職するため、転職失敗に繋がりやすい

転職先を自分で探すメリットとデメリットを順番に見ていきましょう。

メリット①:採用率が上がる

転職サイトを利用する場合と比べて、自己応募の方が採用率は上がる可能性があります。

理由としては、転職サイトに支払う紹介料は一人当たり約100万円と言われており、転職サイトを経由しない人材を採用した方が採用コストを抑えられるから。

絶対に行きたい病院が決まっているという場合は、迷わず自己応募すべきです。

メリット②:自分のペースで転職活動ができる

転職サイトを利用する1番の不安が「しつこい連絡」という方も多いのではないでしょうか?

実際に転職サイトを利用すると、キャリアアドバイザーと何度か連絡を取る必要があります。

キャリアアドバイザーがなるべくあなたの予定に合わせてくれますが、全て自分のペースで進めていくことは出来ません。

ゆっくりと転職を考えたい、急かされるのは嫌だという方はまずは自分で求人を探してみるといいでしょう。

メリット③:求人の出ていない医療機関でもチャレンジできる

自己応募なら、求人の出ていなくても採用面接にチャレンジすることができます。

なすぴょん

実際に私の友人は、求人募集はされていない医療機関の採用担当者と連絡を取り、面接をしていました!

結果は残念ながら不合格でしたが、採用されるチャンスはゼロではありません。

行きたい病院の求人が出てないという時でも、応募することはできるので挑戦する価値はあります。

デメリット①:休みの日は転職活動で潰れてしまう

初めての転職では特に、どうやって進めていけばいいかわからないという人も多いはずです。

一つ一つ調べながら慣れないことをするので、転職活動に予想以上の時間がかかることになります。

結果的に休みの日は転職活動を進める時間に取られてしまい、プライベートの時間が減ってしまいます。

転職サイトを利用しながらでも、結構大変だったので全部自分でやるのはかなりきついと思います…

デメリット②:希望条件に合う求人を見つけるのが難しい

転職先を選ぶ基準をしっかり持っていますか?

今の環境が辛いから転職をしたいという場合、何を基準に求人を見たらいいかわからないですよね。

実際に私も「転職先に何を求めているのか」を明確にするのが1番大変でした。

転職先に求めるものが決まっていない中で、自分の希望にあう求人を1から探し出すのはかなり難しいので、根気と覚悟が必要になります。

デメリット③:内部情報がわからないので、転職失敗に繋がりやすい

転職サイトを利用すれば、担当のキャリアアドバイザーから病院の内部情報を聞くことができますが、自分1人で内部情報を調べるのは難しいです。

求人票には書かれていない大切なこと(離職率や福利厚生・人間関係など)も数多くあるので、求人票だけを頼りに転職をしてしまうと、「こんなはずじゃなかった」と転職を後悔してしまうことになりやすいです。

転職先を自分で探すのが向いている人

転職先を自分で探す方が向いている人の特徴
  • 自分で行動することができる人
  • 情報収集が得意な人・苦にならない人
  • 絶対に転職するという強い意志を持っている人
  • 行きたい病院が決まっている人
  • 転職活動に慣れている人

自分で行動することができる人

自分で希望する医療機関にアプローチをしたり、情報を集めたり自分で積極的に行動ができる人は自己応募が向いています。

自分を売り込むのが得意な人は、採用担当者と直接やり取りをすることで、アピールの機会を増えることが採用にプラスに働きます。

情報収集が得意な人

現状を改善するための転職先を探すためには、多くの求人情報を集めて、比較・検討する必要があります。

求人集めやそれぞれの医療機関の特徴などの情報収集が得意な人は、転職サイトを利用するメリットがあまりないかもしれません。

絶対に転職するという強い意志を持っている人

転職活動の途中で、「転職活動めんどくさいし、やっぱり今の病院でもいいかな」と思う機会が絶対にあります。

もちろん今の病院に残って自分らしく働けるのが1番ですが、結局同じように苦しむことを繰り返してしまうのは、あなたの貴重な人生の時間を無駄にしてしまうだけです。

一度転職を決意したら、「勢い」も重要です。

行きたい病院がすでに決まっている人

転職サイトに登録する理由として、「求人情報を知りたい」という目的の人が多いと思います。

すでに行きたい病院が決まっている場合は、転職サイトを利用する恩恵を受けにくいので、少しでも採用率をあげるために自己応募の方が向いています。

転職活動に慣れている人

自己応募の最大のメリットは「採用率が上がること」です。

すでに転職活動を経験していて、ある程度流れも理解している方は、サポートを受けることよりも、採用率をあげるというメリットを生かすために、自己応募をするという選択肢もあります。

転職先を自分で探すのが向いてない人

転職先を自分で探す方が向いている人の特徴
  • 初めて転職する人
  • 転職理由が「今の病院が辛いから」という人
  • 自分に自信がない人

初めて転職する人

転職は、求人集めから書類選考、面接対策を、同時に応募しながら進めていく必要があります。

新人看護師で転職を検討している場合、精神的に余裕のない中で、慣れない転職活動を進めていくのは想像以上に心身の負担になるので、1人で進めるよりも転職サイトを利用する方が向いています。

転職理由が「今の病院が辛いから」という人

私もそうでしたが、転職を考える1番の理由が「今の病院が辛いから辞めたい」だと思います。

その場合、転職先に求める条件が曖昧になりがちです。

転職失敗しないためにも、キャリアアドバイザーと話をしていく中であなたが本当に求める希望条件を見つけてください。

自分に自信がない人

  • 「1年目で転職なんて、採用してくれるところあるのかな」
  • 「まだ技術も自立してないものばかりだから不安」

私もそうでしたが、新人看護師で転職を考えるとこんな悩みを持つ方も多いと思います。

転職は自分をアピールして、お互いの利害がマッチングして初めて就職となります。

自信が持てないと自分にあった転職先を選ぶことができないので、転職をしても現状と変わらないなんてことにもなりかねません。

この3つに当てはまる人は、転職サイトに登録をしてキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めた方が満足のいく転職ができます。

看護師が転職先を自分で探す際に注意すべきポイント

転職先を自分で探すときに注意すべきポイント
  • 転職で叶えたいことを明確にする
  • 希望条件に優先順位をつける
  • 求人情報の信憑性を確認する
  • 書類選考・面接の準備を行う
  • スケジュール管理に気を配る

転職で叶えたいことを明確にする

転職を成功させる上で1番大切なのは、「転職で何を叶えたいか」です。

転職の目的を明らかにしておかないと、「転職しなきゃよかった」と、時間と労力に見合わない結果になってしまいます。

なすぴょん

私は「人間関係」が良くて働きやすい環境を叶えたいと思い、転職をしました。

優先順位をつける

「転職で叶えたいこと」はたくさん出てきますよね。

ただ、完璧な人間はいないのと同じように、完璧な求人もありません。

そこで大切なのが、希望条件に優先順位をつけることです。

例えば、年収や勤務時間、福利厚生、休暇制度などの条件の中で、何を1番重視したいか、

条件と働きやすさどっちを重視したいかなどをしっかりと考えておきましょう。

求人情報の信憑性を確認する

転職先を自分で探す際には、求人情報の信憑性を確認することが重要です。

求人サイトを閲覧している場合はいいですが、友人から聞いたり、SNSで勧誘を受けたりする場合には確認が必要です。

確認の仕方はこちら

  • 求人サイトで求人が掲載されているかを確認する
  • 求人情報に記載されている連絡先に自分で問い合わせる
  • 第三者に求人情報の確認をする。

書類選考・面接の準備を行う

転職先を探す際には、面接や交渉に備えるために必要な準備をしておくことが大切です。

主な必要な準備▼

  • 転職で叶えたいこと・目的を明確にする
  • 複数の求人を見比べて比較する
  • 自己PRや志望動機を考える
  • 職務経歴書や履歴書を作成する
  • 医療機関の特徴や独自の強みを分析する

スケジュール管理に気を配る

転職サイトを利用せずに転職活動を進めていく中で、最も気をつけなければいけないことが「スケジュール管理」です。

できる限り自分の希望に近い転職先に採用されるために、複数の採用面接を同時に進めていくことになりますが、内定通知が出てから、返事をするまでの猶予期間は1週間程度が基本です。

理想は全ての合否がわかった上で選択できることですが、これを可能にするためにはスケジュール管理にものすごく気を配らなければいけません。

働きながらだと拘束時間もある上で、面接可能日を調整することになるので、日程の調整がかなり難航することが予測されます。

第一志望の内定を待っている間に、第二志望の返事の期限が過ぎてしまい、結局どちらもダメになり第三志望先へ転職するということが起こりえます

スケジュール管理のポイント▼

  • 全ての予定が一目でわかるようなカレンダーを作成する
  • ToDoリストを作成する
  • 同日に複数の採用面接を入れる場合、交通機関の遅れも予測して余裕を持ったスケジュールを作成する
  • 優先順位を明確にして日程を調整する(第一希望は最初じゃないところをおすすめ)

転職先を自分で探すならジョブメドレーの登録がおすすめ

看護roo!ナース人材バンクのような転職サイトに登録をすると、一般公開されていない非公開求人を知れるというメリットがある反面、キャリアアドバイザーとこまめに連絡をとる必要があるので、自分で転職活動を進めたい人にとってはデメリットがあります。

一方でジョブメドレーであれば、登録をしても専属のキャリアアドバイザーがつかないので、電話がかかってくることは一切なく、求人を簡単に集められるというメリットがありながら、困ったことがあれば質問ができる環境を手に入れることができます。

またジョブメドレーにはスカウト機能があり、新人看護師にも医療機関から直接スカウトが届きます。

なすぴょん

行きたい病院は決まってないけど、転職サイトに登録して連絡が来るのは嫌という方はジョブメドレーを一度使ってみてください!

※本人確認のため一度だけ連絡が来ることがありますが、それ以降は本当に一度も電話はかかって来ることがありません。

本人確認後は一切電話かかってきません

自分のペースで転職活動が進められます!

初めての転職なら看護師転職サイトの利用がおすすめ

この記事の結論

  • 初めての転職なら看護師転職サイトの利用がおすすめ
  • 看護師の求人を自分で探すとかなりの時間と労力が必要
  • キャリアアドバイザーとの連絡が嫌な人はジョブメドレーの利用がおすすめ

今回は転職先を自分で探すか転職サイトを使うか迷っている方に向けて、それぞれのメリット・デメリット自分に合った選び方のポイントについて詳しく紹介しました。

なすぴょん

私も看護師1年目で転職サイトを利用して、転職をしましたが特別不利に感じることはなく、登録をしてから3ヶ月以内で転職先から内定をもらいました!

なんでも初めてのことは勇気がいりますよね。

不安なことも多いと思うので、頼れる相手がいるってすごく心強いです。

担当者との電話連絡が嫌な時は、LINEやメールでのやりとりが希望ということを伝えれば、快く応じてくれるので、自分に合った連絡方法で転職サイトを利用してみてください。

私が1年目の時に利用して本当によかった転職サイトは「【登録して損なし!】新人看護師の転職でも心に寄り添ってくれた本当におすすめの看護師転職サイト3選」にまとめています。

本人確認後は一切電話かかってきません

自分のペースで転職活動が進められます!

nasupyon

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